「アレ?なんか目おかしくね?」って片目の異変に気付いてから3年ほど経過した。
ぜんっぜん良くなっていなかった。
むしろ、気のせいでは済まされないほど気になっていた。
他人から見たら「言われてみたら目の左右の大きさ違うね」ってくらいなんだが。
でも自分では明らかに形も変わったし、目を見開くことができなくなっていた。
開こうとしても力が入らないのだ。
指でこう、無理やり目を開くとするだろう。
瞬(まばた)きした瞬間、もう元に戻ってしまうわけだ。
鏡を見ては憂鬱になっていた。
ほんと、どうしたんだろうか。
また病院行っても「気のせい」とか言われるんだろうか。
ということで、発症後3年が経過していたが原因不明のまま直す方法もわからず右往左往する様子を残しておく。
ものもらいで眼科へ
あるとき、ものもらい的なものができ眼科へ行く機会があった。
ものもらいを診察してもらうついでに、相談してみた。
しかし、またもや面倒くさそうにロクな対応をしてもらえなかった。
ほんとハラタツわ。
今、こうして原因がわかったからこそ思い出すとハラタツわ。
ググってみる
この頃、まだ自分の目の状態が何なのかよくわかっていなかった。
同じような症状の記事がないか検索をしようにも、検索ワードが思いつかないのだ。
「目 開かない」とかそんな感じで調べていたと思う。
当然、思ったようなページはHITしなかった。
最近こそ眼瞼下垂について解説ページやいろんな記事がヒットする。
それに美容外科が切らない手術の宣伝広告まで出しているが、このころはあまり知られていなかったんじゃないだろうか。
だって、今「目 開かない」で検索すれば1ページ目で眼瞼下垂の記事がヒットする。
ということは近所の眼科のおじいちゃん先生に相談しても、そもそも眼瞼下垂を知らなかったのではとすら思える。
自己流で解決法を探る
もしかしてリンパの流れが滞っているんじゃないかと思えば、マッサージをしてみたり。
目力アップのトレーニングをしてみたり。
アイプチを試してみたりした。
アイプチなんか、開かない目にやってみたところで何の意味もないからな。
瞼になんか付いてるよ、みたいな感じになるだけで。
もうなんか、自分が滑稽で更に落ち込むわ。
こんな感じで思いつくことは全てやった。
全滅である。
病院もダメ、マッサージもダメ…。
完全にお手上げである。
次の記事「発症4年:遂に眼瞼下垂症だと気付く」