切らない眼瞼下垂手術

【失敗!?】切らない手術・経過などまとめ

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中重度の眼瞼下垂にも関わらず、私は切開が怖くて切らない手術を選択した。
先生にも「切らない手術だとあまり効果は期待できないから、切開をすすめる」と言われていたのに。
まぁその辺も覚悟の上で、とりあえず切らないヤツを受けそれでダメなら考えようと思ったのだ。

まぁ、ね。
予想も覚悟もしていたけれど、ほっとんど効果なかったよね。うん。
切らない手術、ダメだったわ。
いやいや、先生が悪いんじゃなくて。

そもそも、切らない手術は軽度の眼瞼下垂患者向きの術式だからな。
ま、ってことで、結果はダメだったけど切らない手術の経過をまとめておく。

手術中の痛みとか

私が手術を受けたのは、年末年始休暇中の寒い時期である。
都内の美容外科クリニックでお世話になった。

メスを入れないとはいえ、瞼をひっぺ返して裏から針をぶっ刺すんだから怖くないわけない。
看護師さん1人、助手の医師1人、執刀の医師1人という体制で始まった。

まず点眼薬を入れるわけだが、ビビりすぎて点眼でビクゥッ!!となってしまってクソ恥ずかしかった。
37歳にもなって、点眼薬でビクゥッ!!って。

それから麻酔の注射をザクザクぶっ刺していくわけだ。
体験談など読み漁っていると、この麻酔の注射がすごく痛かったとかをよく目にする。
しかしこのクリニックの麻酔針はナントカっつー極細のものらしい。
全然痛くなかった。

で、いよいよ手術が始まる。
何がツラいって、目、半開き状態で視線を下にし続けるのが地味に疲れる。
瞼はひっぺ返されて、なんか引っ張られるような嫌な痛みはあった。

まぁでも我慢できないものではない。
あと私は片目だけの手術だったから1時間かからなかったが、両目やる人は結構苦痛かもなとは思った。

終わってみると、あっけなかったような。
しかし、この手術中に発見されたのが、瞼内部組織に謎のデキモノがあるっぽいとのこと。
霰粒腫かなという結論に至り…効くかわからないが、注射をしてくれた。

このデキモノは瞼の裏からどうこうできるものではなく、切除するなら表面を切開するしかないらしい。
思ってもみなかったデキモノの発見に、ショックを隠し切れなかった。
まかコレについては後から考えましょうということに。

術後の経過

そもそも、切らない手術の特徴は腫れが少ないことである。
では実際はどうだったのか。

先に言っておくと、かなり個人差があるとのことである。
例えば、むくみやすい人というのは腫れやすい傾向にあるらしい。
で、私は非常にむくみやすい体質なのである。

手術直後から結構腫れた。
手術終了後、起き上がってすぐに手鏡で見せてもらった。

うわぁ~腫れてる。
でも綺麗に二重になってて目もこころなしか開いてるんじゃないか?
開きに関して先生曰く「できるだけひきしめたけど、これが限界かな」とのこと。

まぁ先生は非常に美意識の高い完璧主義者に見えるので、先生にとってはこの時点ですでに理想的な出来栄えではなかったのだろう。
とにかく今はまだ腫れているので、引くまで様子をみましょうということに。
当日は眼鏡をかけて電車で帰宅。

翌日─。
めちゃめちゃ腫れてる!ナニコレうける。
手術の翌日が一番腫れると説明されていたが、マジだった。
ハチにでも刺されたような腫れっぷりだ。
あと目がゴロゴロして痛い!
眠れない!

2日目─。
前日よりかはだいぶ腫れは引いたけど、まだまだ結構腫れている。
そして目がゴロゴロして痛い!
眠れやしない!
保冷剤で冷やしながらやり過ごす。

3日目─。
少しずつ引いてはきてるけど…まだ腫れはある。
冷やして、家ん中ウロウロして、また冷やして。

4日目─。
大晦日である。
手術後初外出。
眼鏡をかけて外に出てビックリ。
手術した方の視界がめっちゃボヤけてまともに見えない。
まぁこんだけゴロゴロ痛みがあれば角膜とか傷ついちゃっててもおかしくない。
ナニコレ治るよね…?超不安。

5日目以降─。
年末年始の休み中は、好きな酒も我慢し(正月なのに!)おとなしく過ごした。
日を追って良くはなっているけど、視界のボヤけがすげぇ気になる。

10日目あたり─。
休みも終わり、初出勤。
まだ結構腫れているけど、他人から見たらそんな腫れてる感じないらしい。
会社では「すごいね~二重がハッキリしたね~」などとみんな興味深々。

1ヶ月後─。
なんとなくまだ腫れている。
目のゴロゴロは、夜寝るときに冷却アイマスクを使うことで眠れないほどではなくなった。
1ヶ月検診では「やっぱりあんまり開き良くないね」と言われる。
視界はまだボヤけている。

2ヶ月後─。
この1カ月間、ほとんど変わりなし…。
流石に不安。
視界はまだボヤけている。

3ヶ月後─。
ようやく落ち着く。
腫れもほとんど引いたように見える。
ゴロゴロもほとんどしなくなった。
視界の症状も改善。
ホッとする反面、目の開きはあまりよくなくて。

遂に、切開手術を決心。
3ヶ月検診で、先生に切開したいと申し出ることにしたのだ。

次の記事「眼瞼下垂切開手術とは

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