眼瞼下垂尾の切らない手術を受けてから9日目。
正月休みも終わり、術後初出勤である。
初出勤の様子や周囲の反応、1カ月経過までをまとめておく。
術後初出勤
私は眼瞼下垂であることも、年末年始の休暇中に手術を受けることも会社で話していた。
勤務しているところは少人数の小さな会社なので、全員が知っている状態だ。
むしろ片目が開かないことは自虐ネタのように振舞っていた。
私のは中重度の片目眼瞼下垂である。
瞼が開いてくれないので、正面を見るときですら顎を上げて見下す感じになってしまう。
会社で上目遣い女子の話になったときなどは、「私が無理して上目遣いをするとこうなるよ」とキモい顔を披露したり。
まぁ、そんな感じだから周囲もあまり気を遣ったりはなかった。
正月休み明けの初出勤は、腫れと視界のボヤつきがあったので眼鏡をして行った。
なのでパっと見ではわからなかったと思う。
「お!手術したの?どれどれ見せて~」
気を遣うどころか興味津々である。
まぁ変に気を遣われて何も言われないよりずっといい。
みんな、スゴーイ!綺麗に二重になってる!と驚いていた。
俺も埋没やりたいとか言う先輩もいたが、これは埋没式二重整形ではなく治療のための手術だ。
まぁ細かく説明するのも面倒だし場をシラけさせるので、笑い飛ばしていたが。
そんなこんなで手術後初出勤した際は皆の注目を浴びた。
腫れと痛み
腫れは手術後2~3日が一番酷く、1週間も経過すれば気になるほどではなくなった。
ただ、7日目前後から1カ月経過するまでなんとなく腫れている状態がずっと続いた。
1カ月経過して流石に腫れ引くの遅くね?って思った。
痛みについては、目のゴロゴロ感のことである。
これは腫れとほぼ比例していたと思う。
こちらも1週間程経過した頃から、眠れないほどの痛みはなくなった。
ただ、腫れも痛みも身体が浮腫んでいる朝などは酷かった。
例えば前日お酒を飲みすぎたとか。
あとは生理前とか。
視界のボヤつき
手術して数日後から感じていて、かなりストレスだった視界のボヤつき。
もともと両眼視力が低いので、眼鏡をかけないと歩くことすらままならない。
このボヤつき、眼瞼下垂手術や埋没式二重整形後によくある症状らしい。
っていってもコレ治らなかったらどうしようと、かなり不安はあった。
1ヶ月経過してもあまり改善されなかったのだ。
最初の頃に比べたら、マシにはなったかなくらいで。
目の開き具合
まぁ、一番気になるのはこれなわけだが。
まだ腫れているのでわからないものの、正直…正直な、あんま開きの改善なくね?って思ってた。
確かに瞼は二重になった。
確かに手術前よりかは黒目が露出しているから、確かに改善はしているのだが。
う~ん、手術前の黒目露出の割合が45%だとすると。
手術後1ヶ月の時点で、55%くらいかな。
まだ半分近くが瞼に覆われているということだ。
腫れがひいたらもっと開くのかしら…。
なんとなくだけど、あまり期待できない気がする…。
1ヶ月検診
ようやく術後1ヶ月が経過した。
この1ヶ月は長かった。
腫れとゴロゴロの痛みとの闘いの日々だった。
酒を飲みすぎりゃまた腫れて…翌朝涙を流しながら目覚めるという。
こんな日は昼過ぎまでゴロゴロ痛くて、保冷剤をあてながら仕事をするという。
お世話になっているクリニックは、仕事が終わって退勤してからでも通えるので助かった。
1ヶ月検診は19時頃クリニックに到着して、あまり待たずに診察してもらえた。
で、先生は私の目を見て非常に残念そうな顔をしたのだ。
そして非常に悔しそうにおっしゃった。
「あ~やっぱりあまり開きよくないですね…」
「でもまだ腫れがあるので、もうしばらく様子みましょう」
思った。
うん、だよね。
やっぱ、先生から見てもあまり効果を認められないよね。
まあでも、切らない方の手術は効果があればラッキーくらいの覚悟で臨んだので、落胆はしたが「やはりか」程度だ。
そして手術中に見つかった、正体不明のデキモノはやはりご健在とのこと。
サービスで(?)打ってくれた注射の効果はなかったようだ。
そのあと、この日先生もお時間があったのか10分くらいお話できた。
こうして1ヶ月検診が終わり、とりあえずは腫れが引くまで様子見ということになった。
次の記事「切らない手術・2ヶ月後」