手術前

発症8年:悪化…いよいよ左右差がヤバい

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気付いたら眼瞼下垂発症から8年も経過していた。
3年前思い切って美容外科のカウンセリングに行ったのも懐かしい。
しかしやる気のない先生の冷たい対応と、アホみたいに高額見積で玉砕していたのだ。

一方で、眼瞼下垂の症状は確実に進行しており精神的にかなり負担になっていた。
しかし手術は既に諦めており、この症状とこの顔を受け入れて一生付き合っていくしかないと思っていた。

割り切ってはいたものの、人と対面で会うことは嫌だったし写真に写ることを徹底して避けるようにまでなっていた。
こんな風に一生過ごすのは嫌だなぁ…なんて思っていたんだが…。
ある出来事をきっかけにある日突然手術を決心することになる。

この頃の状態

眼瞼下垂の症状としてはかなり進行しており、中重度だ。
ここまで進行すると、視野障害が出て来るので地味にストレスなのだ。
私も漏れなく典型的な症状に悩まされたので紹介しておく。
まぁとりあえずイラストを見てほしい。

眼瞼下垂軽度中度重度

見た目について

まぁ、見た目問題が私にとっては一番辛かったかな。
片目のみ眼瞼下垂なんで、もう目の大きさや形の左右差がヤバかった。
数年ぶりに会った兄が、顔を見るなり「お前、目どうした?」と言ったほど、誰が見ても片目開いてない。
もはや、ちょっとした化物である。

更に、片目が開いていないだけにとどまらない。
瞼の筋肉で目を開けられないので、無意識におでこの筋肉で目をあけようとしてしまうのだ。
するとどうなるかというと、おでこには皺がより眉毛が異様に上がる。
これが顔面の片側のみだぞ。
明らかにおかしいだろ…。

で、更にそれでも目が開かないわけだから、顎が上がるのだ。
正面より上方を見る際は顎を上げて見下すように物を見るのが癖になる。
これも無意識なのだ。

それで私は外出の際は、常に目を伏せて下を向いて歩くようになった。
あまり人に顔を見られたくないのもそうだが、目線を下にする方がラクだったからだ。

視野障害

中度以上まで進行すると、黒目に瞼がかぶさる。
すると視野もその分狭くなるのだ。
顎を上げて見下して人や物を見るようになる癖は、この症状から出る。

私は片目だけなので、左右の視野に差がありこれが地味にストレスだ。
笑うと下垂側の視界は完全にゼロになる。笑
笑いながら、あ、今私の片目完全に閉じてんな…って実感しちゃうのだ。
これが笑う度にだぞ。
もう流石に辛いわ!

鏡で見る自分と写真に写った自分

毎朝鏡を見て身支度する際は、必ずため息が出た。
ハァ…もうなにこの目。
ほんとヤダ。って感じで。
アイメイクは左右差を少しでも埋めるべく工夫はしていた。

ただ、この頃まだ気付いていなかったのだが、鏡に映った自分の顔は多少良く見えているということ。
鏡に映っているときは、無意識に気をつけているのでさほど眉毛も上がらない。
それと、左右逆に映るから実際に人から見える自分の顔とは違うのだ。

そのことを思い知ったのは、ある集合写真がきっかけである。
私は写真に写ることを徹底して避けていたわけだが、会社の求人広告を出すのに写真に映らざるを得なかった。
数年ぶりに写真に映ったわけだが…これがもう衝撃というかショックというか…驚愕で。

求人広告がネットに公開され、見てみると。
そこに映っていたのは目を疑うほど、キモいアラサー女だった。
ヤバいんだけど!これ私?ヤバいヤバい!爆笑
ちょ、この写真この世から抹消してくれませんか!

想像してみてほしい。
片目半分も開いてなくて、片側の眉毛が異様に上がってて、顎を上げてニヤニヤしている中年女を。
ヤバいだろう?
これが普段他人から見えてる私の顔なのかと。
そして遂に決心した。

手術しよう…

ついに手術を決心

集合写真に映った自分を見て、ようやく自分の顔面崩壊っぷりを自覚した。
もはやこれは放置して良いものではないぞと。
手術しよう!

考えてもみろ、万が一手術に失敗しても現状より酷くなることはないだろう。
最悪でもちょっとマシになったくらいにはなるんじゃないか。
手術怖いとか金がかかるとか言っている場合じゃない。

つい先日引越しをしたんで、数十万ぶっ飛んだばかりだったが。
一日でも早く手術をしようと。
立ち上がったわけである。

次の記事「発症8年:手術決心 大学病院で精密検査

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