手術前

発症4年:遂に眼瞼下垂症だと気付く

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片目の異常に気付いてから既に4年も経過していた。
相変わらず目を開けづらい状態が続いていた。
病院もマッサージも目力アップトレーニングもアイプチも、試したものは全て意味がなかった。

特にアイプチなんてものは、瞼に開眼する力がない場合まったく意味を成さない。
テープタイプや糊タイプ、あらゆる製品を試したがどれもダメ。
ただ瞼に糊が付着しているだけの状態である。

つけまでごまかそうともした。
もうね、笑うしかない。

もうこれは治ることはないだろう。
半ば諦めモードになったのがこの頃である。
何より、自分の瞼に何が起こっているかわからないのが一番気持ちが悪かった。

しかし、遂に見つけたわけだ。
自分に起きている現象の名称を!

懲りずにググってみる

このころはまだ、パッと見では左右差は気にならない程度ではあった。
他人は左程気にならないし気にすることないと言うが、私はどうしても気になるのだ。
諦めつつも、たまに思い出しては「片目 開かない」とかググったりしていた。

これまではググってもググっても、納得のいくコンテンツは見つからなかった。
多分、眼瞼下垂の認知度も低かったしネット上の情報もまだ少なかったのだろう。

それに私の検索のしかたも下手だったんだと思う。
相も変わらず検索ワードは「目 開かない」「片目 開かない」である。
だって他にワードが思いつかない。

原因発見

で、ある時コレだ!と思う記事かなんかを見つけた。
たぶん美容外科かなんかのサイトのコンテンツだった気がする。
見つけたときはガッツポーズよ。
私の目は「眼瞼下垂」ってヤツだと、発症4年にしてようやく気付いたのだ。

ちなみに最初、この「眼瞼下垂」の読み方がわからなかった。

そのコンテンツを読んでいると、あまりに自分に当てはまるんで間違いないと確信していた。
先の見えないトンネルに光が差した瞬間である。

思えば4年。
長かった。本当に長かった。
自力で治そうと、マッサージなんかもしたよね、うんうん。
鏡を見る度にため息をついていた日々が走馬灯のように駆け巡った。

原因発見とはいえ、発見したのでは自分が「眼瞼下垂」という症状であることのみである。
しかし眼瞼下垂という症状だとわかりさえすれば、あとは治療方法を調べるだけだ。

治るかもしんない!
コレ!治るかもしんない!

パパっと治療さえすればスグに治ると思った。
しかし、すぐにそんなに甘くないことを知り愕然とすることになる。

 
次の記事「発症4年:治療法が手術しかないことを知り…

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